ワンちゃんが写真撮影を嫌がったら?

DOGHEALTH MOZEMOZE

ワンちゃんが写真撮影を嫌がったら?
ハロウィン前に確認したい5つのこと

かわいい写真を残したい。
でも、その時間をワンちゃんも心地よく過ごせているでしょうか。
ハロウィンを前に「うちの子の場合」を考えてみましょう。

ハロウィンの衣装を着せたり、季節の飾りの前で写真を撮ったり。

ワンちゃんとの思い出を写真に残すことを楽しみにしている飼い主さんもいると思います。

一方で、カメラを向けると顔をそらす子、衣装を着せると動かなくなる子、その場から離れようとする子もいます。

そんな時に大切なのは、「せっかくだから、あと1枚」と続けることではありません。

大切なのは、
「写真が撮れたか」より、
「うちの子がどんな様子だったか」を見ることです。

今回は、ハロウィンの写真撮影や仮装を楽しむ前に確認したい5つのポイントを考えます。

STEP 1

1.「じっとしている=平気」と決めない

衣装を着せた時や撮影を始めた時に、ワンちゃんが急に動かなくなることがあります。

一見すると「おとなしく撮影できている」ように見えるかもしれません。

しかし、動かないことだけで「平気」「楽しんでいる」と判断することはできません。

顔、耳、しっぽ、体の力の入り方、その場から離れようとする動きなどを合わせて見てみましょう。

撮影中に見てみたい変化

・顔をそらす
・目を合わせなくなる
・口元をなめる
・あくびをする
・耳が後ろへ下がる
・しっぽが下がる
・体が固くなる
・その場から離れようとする

これらの行動が一つ見られたからといって、必ず「嫌がっている」と決めることはできません。

何をした直後に変化したのかまで合わせて観察してみましょう。

写真撮影中に見られるワンちゃんの小さな変化を説明する白黒イラスト
STEP 2

2.衣装を着せる前から様子を見る

ワンちゃんの様子を見るのは、衣装を着せた後だけではありません。

衣装を見せた時、体に近づけた時、頭や足を通そうとした時など、その前から変化が出ることがあります。

例えば

・衣装を見ると離れる
・頭を通そうとすると後ろへ下がる
・着せた直後に体をかく
・衣装を口で外そうとする
・急に動かなくなる

こうした変化が見られた場合は、そのまま撮影へ進む前に一度止めてみましょう。

衣装を着なくても、ハロウィンの飾りを背景にして写真を残す方法があります。

STEP 3

3.衣装が動きや意思表示を妨げていないか確認する

衣装によっては、ワンちゃんの自然な動きが制限されたり、体の様子が見えにくくなったりすることがあります。

Blue Crossも、衣装によってワンちゃん同士や人との意思表示が分かりにくくなる場合や、自然な動きが妨げられる場合があると案内しています。

衣装を着せる前の確認

□ 首や胸の周りがきつくない?
□ 足を自然に動かせる?
□ 歩きにくくなっていない?
□ 目や耳を覆っていない?
□ 飾りをかじったり飲み込んだりする心配はない?
ワンちゃんに衣装を着せる前に首や足、顔周り、安全性を確認する白黒イラスト

少しでも動きにくそうであれば、「写真のためだから」と続けず、衣装を外すことも選択肢です。

STEP 4

4.「いい写真」が撮れるまで続けない

撮影を始めると、「もう少し正面を向いてほしい」「あと1枚だけ」と思うことがあります。

でも、飼い主さんにとっては短い時間でも、ワンちゃんにとって負担になっている場合があります。

最初から長く撮り続けるのではなく、短く撮って一度休む。

その後の様子を見て、続けるか、今日は終わるかを選びます。

ワンちゃんを短時間撮影して休憩し、様子を見て続けるか終わるか判断する白黒図解
STEP 5

5.「今日は撮らない」も大切な選択

衣装を嫌がった。

撮影場所から離れようとした。

周囲が気になって落ち着かなかった。

そんな日は、写真を撮らないという選択もできます。

「撮れなかった」ではなく、
「今日は撮らない方がよいと分かった」。

それも、うちの子について知った大切な情報です。

POINT

写真の1枚だけでは分からないこともあります

写真は、一瞬の姿を切り取ります。

完成した写真だけを見て、「楽しそうだった」「嫌がっていなかった」と判断することは難しい場合があります。

撮影前、撮影中、撮影後。

その一連の様子を見ることで、うちの子について考える材料が増えます。

TODAY

撮影前に「うちの子の基準」を決めておく

撮影を始めてから判断するより、始める前に「こんな変化が出たら今日は終わる」と決めておくと判断しやすくなります。

今日の確認

□ 衣装を見せた時の様子は?
□ 着せた直後の動きは?
□ 撮影場所から離れようとしていない?
□ 途中で小さな変化は出ていない?
□ どの変化が出たら今日は終わる?

「うちの子の場合」を先に考えておくことで、写真を残すこととワンちゃんへの配慮を両立しやすくなります。

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思い出を残すことと、 ワンちゃんを見ることを一緒に

もぜもぜでも、季節のイベントなどで写真を撮る機会があります。

そんな時に大切にしたいのは、「かわいい写真を撮ること」だけではありません。

撮影する前と後で、ワンちゃんの様子がどう変わったのか。

今日は楽しめそうなのか。少し距離を取った方がよいのか。

写真撮影も、うちの子について知る時間の一つとして考えてみましょう。

あわせて読みたい

参考資料

RSPCA
Understanding Your Dog’s Body Language
ワンちゃんが不安や負担を感じている時などに見られる体の変化について。
Blue Cross
Dog Halloween costumes
衣装による動きや意思表示への影響、仮装時の負担について。
Blue Cross
How to keep your dog safe this Halloween
ハロウィン時期のワンちゃんの安全と、安心できる環境について。
ご注意
ワンちゃんの行動は、年齢、体調、性格、これまでの経験、周囲の環境などによって異なります。一つの行動だけで気持ちや原因を決めないようにしてください。普段と大きく違う行動が見られる場合や、触られることを急に嫌がるなど体調面も気になる場合は、かかりつけの動物病院へ相談してください。
最終更新:2026年10月23日